小細胞肺ガン患ってます。

発症から8年目、只今人生漂流中 ^^

抗がん剤と飲酒のリアリティー

 

抗がん剤とアルコール、どっちも体に悪そうで出来れば遠慮しときたいですね。

 

でも抗がん剤打たないと死んじゃうし、お酒飲まないと生きてる意味無いし。

 

結構、僕にとっては大事なテーマです。

                    

 三十余年の飲酒習慣は伊達ではありません。マイカルチャー、生きる歓びで

あります。とはいえそんな上等な物を飲んでる訳では御座いません。

発泡酒に安い焼酎、チリ産のワインなどです。日本酒だけは少々お高い酒をチョイス

してしまいます。  日本人たるものです。^^

 

今回はweb資料と問答形式で書いてみました。

 

※治療と飲酒との関係性

がんの部位や治療、副作用の具合など、患者さんの心身の状態は一人ひとり異なります。患者さん自身の心や体の状態に合わせた判断が必要なのです。

がんの治療中や療養中の患者さんがお酒と上手につきあっていくためには、自己判断せずに主治医に相談することが大切だ。(ネット資料より)

 

まさに其のとうり、これは一概に言えませんし、千差万別であります。が、

基本、治療で医師に体を預けた以上医師の指導に従うのがベストでしょう。

大抵、絶対必要で無ければ飲酒禁止なんて言いません。

そもそも体壊して病院に掛かってる以上、禁酒、禁煙は当たり前の話です。

(じぶんで書きながら心に突き刺さります。)

単発の治療なら理想的な治療計画とでも言いましょうか、それも分かりますが

5年、6年と治療も長引いてきますとストレスも溜って参ります。

良いアルコールとの付き合いも一考の価値がありそうです。

 

 ※がんとアルコールの相性は最悪

 がん患者さんがお酒を飲む場合に、もう一つ知っておいてほしいのは、がんとアルコールの関係です。アルコールは体内でアルコール脱水素酵素によって、アセトアルデヒドに分解されます。さらに、アセトアルデヒドは、肝臓内でアルデヒド脱水素酵素により酢酸に分解され、最終的に水と二酸化炭素になって体外に排出されます。
ところが、このようなアルコールやアセトアルデヒドを分解する酵素の力は、人によってその強さが異なります。酵素の力が弱く、あるいは能力以上にアルコールを過剰に摂取して、アルコールやアセトアルデヒドのまま長く体内に残ってしまうと、どうなるのでしょうか?
実は、アルコールそのものや分解されたアセトアルデヒドには発がん性があるのです。そのため、これらが長く体内に残ってしまうと、羅患リスクが上昇すると言われています。このようなことから、新たながん予防や再発予防のためには、お酒とのつきあい方に注意が必要なのです。(またまたネット資料より)

 

この酒飲みの僕でも、抗がん剤治療の当日と翌日2日程は食欲も無くなります飲酒な

ど、考えられませんし、結果的には良い休肝日になっています。正直に体の体調に従え

ば良いお付き合いが出来るんじゃないかなとも思ってしまいますが、飲酒の欲求心理み

たいなものは様々なシチュエーションや依存度、心理的ストレスなど、「悪い酒」につ

ながったりなんて言う事もあります。基本的に「酒は薬」と認識して医師から告げられ

た適量を楽しむのがよろしいかと、、、

 

「良薬は口に美味し」・・・困ったものです。^^

 

※「酒は百薬の長」適度な酒量とは 

国立がん研究センターがん予防・検診研究センターの「日本人のためのがん予防法」によると、ある程度の量の飲酒は大腸がんをはじめとしたがんのリスクを上げる一方で、心筋梗塞脳梗塞のリスクを下げる効果があることから、お酒を楽しむ場合には「節度のある飲酒が大切」だとしています。そして2015年版パンフレットによるとその目安は、「1日あたりのアルコール量約23g」で、「週150g程度の量にとどめる」とされています。

ここでいうアルコール量とは、飲酒量そのものではなく、お酒に含まれているアルコール量を指しています。アルコール量約23gは、日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、焼酎や泡盛なら1合の2/3、ウイスキーやブランデーならダブル1杯、ワインならボトル1/3程度に相当します。

しかし、これは健康な人ががんにならないようにという目安。がんは生活習慣と決して無縁ではありません。がん患者さんがお酒を楽しむ場合には、発病以前の健康だった時と同じような飲酒習慣(量や回数)は避けたいものです。そうした意味からも、主治医との話し合いが不可欠と言えます。(医療系webサイトより)

 

僕も 若い頃から比べると酒量もかなり減って参りました。とは言え

「1日あたりのアルコール量約23g」は若干物足りなさを感じます。

治療法や治療環境の選択は勿論患者本人にあります。

でも治療を医師に任せた以上、医師の指導に従うのが良いとは思いますが

皆さんは如何でしょう。?  

 

ビール大瓶1本とあと焼酎を一合ほどロックで頂きたいなぁ~。

今では高級魚のサンマ?の炭火焼き、今の季節、酢橘など絞って、チビリちびりと

ゆっくりと味わいたいものです。

旬の魚、脂ののった戻りカツオの刺身、

良いですね。堪えられません。^^

 

 

僕なんかはまだお酒を飲めるだけ幸せです。まずそれを自覚する事です。

出来るだけ長くこの幸せな時間を保つ為にも不摂生は厳禁です。

 

「なによりも大切にすべきは、ただ生きることでなく、よりよく生きることである」

QOLの定義がこの飲酒の問題に関与するか、出来るかは定かではないが、規則で縛れる

様な問題でも無い様であります。(入院中の飲酒は問題外です。)

 

若干、飲酒に対して寛容な書き込みに成ってしまいましたが悪しからず。

 

ガンの種類や症状の状態、或はそもそものアルコールとの相性、体質など、その

関係性は千差万別です。

自己判断せずに主治医に相談することが大切だということを知っておいてください。

 

       「節度ある飲酒」

 

 

この辺が落とし所でしょうか。後は自己責任で楽しんで下さい。

 

         お互いに良い治療ライフを・・・ ^^;

 

 

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