ハイカムチン(ノギテカン) ~2020残暑見舞い~
残暑お見舞い申し上げます。
まだまだ暑さの続く折 皆様におかれましては健やかにお過ごし
いただけますよう お祈り申し上げます。
さて、本題の治療の経過といえば、どうにも展望の見え無い状況と成りつつ有ります。
腫瘍マーカーの値も320gmpと天井を知りません。
ナトリウム値も105mmo1/Lと低ナトリウムでとてもデンジャラスな状況です。
症状としては、吐き気、しゃっくり、視覚異常、認知能力の衰え、歩行困難と
ほぼ、寝たきり状態でした。
そで登場したのが ハイカムチン です。^^
これは僕にとって最後に残された抗ガン治療剤です。
ハイカムチンとは
ハイカムチン(ノギテカン)
特徴
ハイカムチンはトポイソメラーゼ阻害薬に分類される抗がん剤の一種です。がん細胞が分裂する際に、最初に細胞核内にある遺伝子の本体であるDNAが合成され複製されます。DNAが複製されるためには、まずDNAの二本鎖をほどく必要があります。
DNA二本鎖をほどく働きを持つ酵素をトポイソメラーゼといいます。ハイカムチンはトポイソメラーゼⅠの働きを阻害することによりDNA複製を阻害し、がん細胞を死滅させます。2017年2月現在、小細胞肺癌、がん化学療法後に増悪した卵巣癌、小児悪性固形腫瘍、進行又は再発の子宮頸癌に適応があります。
用法及び用量
1. 小細胞肺癌については、ノギテカンとして、通常、成人に1日1回、1.0mg/m2(体表面積)を5日間連日点滴静注し、少なくとも16日間休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜増減する。
重大な副作用
骨髄機能抑制、重度な下痢、腸炎管穿孔、消化管出血、腸閉塞、間質性肺炎、ショック、アナフィラキシー、肝機能障害、黄疸、急性腎不全、肺塞栓症、心筋梗塞、狭心症発作、心室性期外収縮
(株式会社インテリウムとオンコロで共同より)
最近、カレンダーの無い生活を強いられている。というか甘んじてる感じでしょうか。
苦しいでも無く、不平を言うでも、嘆き悲しむでもなく、
只、友人と約束した久し振りのゴルフが出来る事を楽しみに待っている。
何も考えずに今を生きるだけである。早く人間に成りたいと思い続けてきた最後の
仕上げである。
最近、僕は家と病院とを行ったり来たりの生活です。有難い事に家から
別荘(病院)^^迄、車で20分と好条件なので気分転換にはちょうど良いんです。
さあ、夏も終りました。今年の夏は暑かったぁ~。伝染病警戒の渦中いつもと違う夏を
強いられる中 ひきこもごもそれぞれの「2020夏」を心に刻んだ事でしょう。
退院したら晴れた夜明け前の海を見に行きたい今はそんな心境です。
秋分の日も近い事ですし 自分参りとでも申しましょうか一度リセットしに太陽でも
拝んでリフレッシュしたいと思います。
それはそうとどうでも良い話なんですが 「父なる台地、母なる海」母なる大地も
然り、なんて事をよく言いますが、「海は過去」で「空は未来」。
雲はその中で遊ぶ子供みたいなもの。雲は自在に姿を変え旅をする。
「現実」(現在)とでも解釈しましょうか。
太陽は希望、月は夢・・・。
そんなくだらない事を考えたりする退屈な時間を大事にしながら生きております。
今回、闘病と同時に書き込みしてたりで一週間程手間取ってしまいました。
季節外れな違和感を感じるかもしれません。
ご容赦頂いてお詫び申し上げます。
m(_ _)m 水曜日の朝