リザーバー(ポート)留置
左腕の中間位にポコッとコブの様なものがあって、よく人から「何それ?」って
聞かれるんですが、これって凄く有難いものなんです ^^
ガンには付き物の抗ガン剤・・・いろいろ有るんでしょうが、僕の場合は
抗ガン剤を受ける為の血液検査の採血で月に3回、抗ガン剤の点滴で3回
それだけで月に6回、1年で72回 血管に針を刺す訳です。治療が集中すると
まだ回数が増えます。
抗ガン剤は非常に強い薬なので血管を痛めます。
1年もこれを続けていると血管が硬くなり、血液の循環も悪くなるし注射
の針も通りにくくなります。
冬場は特に 失敗をして何回も針を刺し直されると 痛いっす TT
(あっ 冬場は懐炉で温めておくと失敗し難いです ^^)
そこで登場するのがリザーバーです。
リザーバーには種々の大きさ、形のものがありますが、500円硬貨ほどの大きさの「空飛ぶ円盤」のような形状をしたものが一般的であり、これが体内に留置されたカテーテルに接続して皮下に埋め込まれます。リザーバーの天井部分には注射の針を刺せる部分があり、また内腔がカテーテルの内腔につながっているため、皮膚の上からリザーバーに針を刺しすことで薬剤の注入が行える訳です。
注射針を刺す部分はシリコンゴムでできているため、使用回数が非常に多い場合(通常1000-2000回)には交換が必要になる場合があるそうです。
手術時間は僕の場合 30分程でした。痛みもさほど有りません。
注射の度にストレスを感じることを考えたら これは便利です ^^
勿論、生活にも支障はありません。大抵の運動やスポーツはOKです。
ほんっとにありがたや~~ (人)