「SIADH」ってなんだ?
7階からの見下ろす雨の町は活気を忘れた地方の田舎町。
時折窓の外 目の前を滑空する燕に驚かされる。
曇天の生ぬるい光の中 自慢気に目の前を滑っていく。
僕の魂が自由に空を飛び回れるのはもうちょっと先の様だ。
いや案外近いかも知れません。
今日は病院の7階の病室で書いてます。^^
ここ1~2ヶ月抗がん剤が効いてくれません。腫瘍マーカーの数値が上がりっぱなしで
止まりません。腫瘍も若干大きくなってる様です、そんなこんなで収監と相成り
ました。TT
実はちょっと厄介な事実を知りまして。何やら「記憶障害的」な事が有ったんです。
先日 車を運転してますと突然、記憶が無くなりまして 毎日通っている道が全く初め
て通る道で頭の中真っ白です。・・・
10分程 記憶の無いままに運転してたんです。焦りました。 ー ー;
笑い事では無くほんとに恐ろしくなりました。こんな事は初めてで只々驚きと動揺で
心の中は一杯一杯でした。
病院での検査の結果、「低ナトリウム血症」との事です。値は111mEq/Lでした。
原因は癌細胞の活動が強まったからです。
抗がん剤が効いていません。即、入院です。TT
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稀なものとして、肺がんがホルモンを異常に産生することで内分泌異常が起こることがあります。たとえば副腎皮質刺激ホルモンを分泌すればクッシング症候群が起こりますし、抗利尿ホルモンが異常に分泌されればSIADHという病態を呈します。
ADH分泌不適合症候群(SIADH)とは
ADHという水分を身体の中にとどめておく働きがあるホルモンの異常によりさまざまな症状が現れる病気で、SIADHと呼ばれることがあります。脳の病気や肺の病気、薬の副作用などが原因となります。血液が薄くなり、低ナトリウム血症を起こし、全身のだるさや食思不振、頭痛、吐き気などが起こります。重症な場合は呼吸困難やけいれん、意識障害を起こすこともあります。
(ネット資料より)
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👆という訳だった様です。 ^^
この病気の初期まだ発見される前にも低ナトリウムで味覚障害、吐き気などの
の症状に悩まされました。・・・そう言えばって感じで思い出しました。
僕の場合、がん細胞が元気になるとこんな障害が出るんですね。
分かり易いっちゃあ分かりやすいがしかし 厄介な話です。^^;
暫く抗がん剤が良く効いてくれてたので気が付きませんでした。
抗がん剤を変えて治療間隔を短くして、生理食塩水を12時間/毎日点滴。
毎食後 塩を2g飲みながら抗がん剤が効いて来る迄6~7日間を過ごしました。
塩、2g口に含んで飲んでみて下さい、キツイっすよ。^^
やっと抗ガン剤が効き始めたのか ナトリウム値が上り始めます。
ネットなんか覗いてみるとナトリウム値が115mEq/Lまで下がると「死に至る
場合もあります」なんて恐ろしいことを書いてあったりしますし、お医者様からも厳重
に留意する様に言われた次第です。
まあ、そんな感じで暫くは様子見っていう事でしょうな。
なんというかスッキリしないもどかしい治療がしばらく続きそうですな。
最近の腫瘍マーカーの数値です。
(正常値は80.0pg/mL 以下です。)
何処まで上がっていくのでしょう? ^^
梅雨明けまだかなぁー!
おやすみなさい m(_ _)m