小細胞肺ガン患ってます。

発症から8年目、只今人生漂流中 ^^

夢の新薬 ?(オプジーボ)

小野薬品工業が2014年9月に発売した新型がん治療薬。がん細胞を直接攻撃する抗がん剤とは違い、体内の免疫細胞ががん細胞を攻撃し続けられるようにする。製造工程が複雑で開発コストが高い。当初は一部の皮膚がん向けとして発売されたため、少数の患者で採算がとれるように高めの価格となった。その後、一部の肺がんや腎細胞がんにも適用が広がり使える患者が急増している。世界では現在57カ国以上で承認されている。
                      (2016-11-08 朝日新聞 朝刊 3総合)

 

今までの抗ガン剤は癌細胞本体へのアプローチでしたが、オプジーボは人に本来備わっている免疫システムを再活性化し癌細胞を本人の免疫力で退治するというものです。

 

その後、適応が拡大して販売額が増えたことで、新たに設けられた特例市場拡大再算定の対象となり、17年2月から50%引き下げられるという異例の措置がとられた様です。

 

よく効く薬だが(症例にも因る)副作用もきつく(個人差はあります)

高額であるという事そんなイメージでしょうか?^^

 

以前、入院中にオプジーボ治療中の患者さんと同室になりました。

結構、手強そうでした。

 

100ミリグラムで約73万円とされたていたこの薬、これは患者1人当たりで換算すると年間約3500万円にも上ります。

しかし、健康保険には患者の負担額を一定以下に抑える『高額療養費制度』があるので、患者が支払う医療費は最大でも年200万円程度、ほとんどの人は100万円かかりません。つまり約3300万円もの額が保険事業者(国)の負担になります。

それがこの抗ガン剤の普及速度にブレーキを掛けている要因でしょう。

 

厚生労働省は8月22日の中央社会保険医療協議会中医協)で、小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」の薬価を、昨年11月1日から大幅に引き下げることを決めました。引き下げ幅は37.5%で、薬価は100mg1瓶で27万8029円から17万3768円まで下がります。

オプジーボが薬価の大幅な引き下げを受けるのは3度目。昨年4月の薬価改定では、用法用量変化再算定と費用対効果評価、外国平均価格調整が適用され、23.8%の引き下げが行われたばかり。昨年2月には、非小細胞肺がんへの適応拡大で販売が急増したことで医療保険財政への影響を懸念する声が高まり、特例拡大再算定による50%の薬価引き下げを受けました。厚生労働省は昨年8月22日の中央社会保険医療協議会中医協)で、小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」の薬価を、2018年11月1日から大幅に引き下げることを決めました。引き下げ幅は37.5%で、薬価は100mg1瓶で27万8029円から17万3768円まで下がります。

                         (一部ネット資料より)

  

f:id:suiyoubi_am:20190126193138p:plain

 

とまーこんな感じです。ちょとずつ庶民の薬になりつつある様な気がします。^^

今のところ小細胞肺ガンには関係ない話です。

なんか悪い話では無いですよね!

 

僕も今回のテーマは気になっていたので勉強になって良かったです。^^